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2011/12/18 (Sun) 14:56
というわけで・・・

2度あることは3度ある。

仏の顔も三度笠。

犬も歩けば、猫まんま。


なんとかパイプを元にもどし、またまた調律の開始であります。。


2’を皮切りに 4’→8’と行くわけですが・・・


ま、2フィートは問題なく、あっさり終了。

4フィートも、さして問題なく、ふつうに終了。

次は曰く因縁の8フィートでありますが・・・


もう おっかなびっくり1音づつ調律していきます。。

最難関の最低音1オクターブもなんとか問題なく過ぎ・・

小文字の領域もふつうに調律終了し・・・

一点の領域も・・・・・


・・・・・・
・・・・
・・


なんかーーーーー  シャープキーがちょっとひっかかるような・・・・


押すときにわずかに摩擦する感じがあります。

いままでは気にならなかったのになんで?? なぜ???


キーが重くなる原因としては、鍵盤じたいの擦れ、鍵盤から風箱までのメカニズム(トラッカー)がどこかに擦れたりしているなどが考えらえますが・・・

このオルガン、鍵盤の真下に風箱があり、トラッカーといってもただの棒一本。摩擦しようが・ないのですが・・


あーだ、こーだと 調べているうちに原因発見!

トラッカーのガイドがずれてトラッカーと摩擦していることを発見しましたが・・

原因は経年変化による木材の収縮と部品のずれ・・・


トラッカーを取り付けている部材が収縮して左右に動ける隙間が出来ておりました。
いままでは気づかなかったのですが、さきほどのパイプ出したり入れたりのドサクサで、こいつがちょっとだけ
動き、摩擦が発生した次第でございました。。。


DSC_0037.jpg


はて、、修理は・・・ このガイドを「とっぱらっちゃおう!」ということになったのですが、
一番奥の奥にあって、 触るためには、すべてのパイプを出さないといけません。。


もうこの際ですから、何でもあり。。
覚悟を決めて全部のパイプを取り出し、大改修作業と相成ってしましました。


ま、最終的には なんとか良い具合に収まったのですが、、



地雷踏みまくりの メンテナンスでしたとさ。。



 
 
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2011/12/06 (Tue) 21:00
DSC_0038.jpg


さて、続きですが・・・・


全てのパイプを戻して、2フィートから調律をしなおします。

いくら一度取り出すと狂うと言っても、先ほど調律してある訳ですからそんなに極端にずれている訳ではありませんので、多少は楽なのですが・・・

それでも全音「ぴ~~~~~」 って 合わせるにはそれなりに神経と時間を・・・・


なんとか、2’ 終了して 次は 4’ を 頑張って調律終了。

さて、いよいよ 先ほど検定中止となった8’ですが・・・

送風管をちゃんとつなぎ直しましたので、しっかり音もでて無事調律できましt(^^)

さて、この調子でさっさと終わらせようと、次の音を鳴らしてみると・・・・

「すーーーーー」

え??? まじ?  嘘でしょ?? 


鳴らないじゃん・・・・・ なんでぇ???




な、なんと、先ほど 送風管を直している時のどさくさで、次の音のパイプの送風管が外れちゃったようです・・

もう、涙目しきり・・・(TT)

今度も、絶対 手の届かない位置で外れてますので、また パイプ出さないとダメです。。。。

ちなみに、オルガン触ってると、「もうちょっと手が小さければよかった」「もうちょっと痩せてるとよかった」とか、いろいろ出てきます。大オルガンのクセにパイプの配置が悪く、超狭くて、入るの無理ーーー
みたいなの いっぱいあります。
無理やり通ると、おなかでパイプを変形させていたなんぞ・・・ あったりして。。www


話がそれましたが・・・ 

気をとりなおして、 また パイプを抜き始めます。

2フィート半分抜きーの、、4フィートちょっと抜きーの、8フィートもちょっと抜きーの・・
やっとこ目的のパイプにたどり着き、無事に送風管の再取り付け。

今度は、周辺部のパイプの送風管も十分に点検し、問題ないことを確認してパイプを戻します。

なんとか 全部戻して 振出にもどる。。。 です。。はい。

で、つづきは 次回w



 
 
2011/12/01 (Thu) 20:37



えてしてポジティーフオルガンは小さいですので、内部の配置が非常に込み入っております。
ま、限られたスペースに山ほどのパイプを詰め込みますのでやむを得ないのですが・・・

ま、今回はメンテナンスということで・・・ 内部を一通りきれいにして、全部の音が鳴るのを点検し・・

あとは、調律とな。。

調律は、全部のパイプを触りますので、レジスタ数×56(本)のパイプを調律することになる訳です。
調律の順番は、基準となるフィート率のパイプをまず合わせ、そのパイプを基準にほかのパイプを合わせるという手筈になっております。

さて、今回のポジティーフ君。8’,4’,2’ の3つのレジスタがありますが、8’、4’が閉管、半閉管。2’がメタル開管となっていますので、2’を基準として調律し、その2’を基準に4’→8’の順に調律していくわけです。

さて、、、2’は基準ですので、オクターブの割り付けも含め、慎重な調律をいたします。

なんとか、2’全音終了。。 次は4’・・・・・ も、なんとか終了。

次、8’・・・・

しょっぱなの一音目から 若干ずれてて、うなりが聞こえます。最低音だからパスするも、3音めが許せないほどのうなり。。

さて、8’はゲダクトの閉管ですので、蓋の位置を調整して調律するのですが・・・・  蓋に手がいまいちとどかない・・・(TT)

なんとか頑張って手を差し入れますが、今度は 固くて動かない。

なんだかんだと頑張っていると・・・ 「あれ?? 音が変???」

パイプに風を送っている送風管が ぽろっと外れて、鳴らなくなってしまいました。 
ま、よくある話なのですが・・・・
問題は、外れた場所。。

絶対に手が届かない位置で・・・・

どうあがいても無理。

「あぁ~~あ・・・・・(TT)」

眺めていてもしかたありませんので、意を決して、一番手前の2’を半分ほど抜きーーーの・・・、次の列の4’ を 10本ほどぬきーーの、、、8’の中音部を何本かぬきーーーの、 やっとのことで目的のパイプに手が届くようになりました。。。

ここで頑張って、外れた送風管を復旧。。

抜いたパイプを全部戻しーーの・・・・

ちなみに、パイプは一度出しちゃったりすると、音狂いますので、当然の如く、「ふりだしに戻る」というパターンで、、、2’から 調律しなおし。


つづきは、次回・・・・